革新的な進化を遂げるコードエディタ「VisualStudioCode」とは?

皆さんは Visual Studio Code をご存知でしょうか?

Atom、TeraPad、Xcodeなど・・・、プログラミングをはじめ、文字テキストの操作、検索、置換、差分の調査など、様々な用途に使用できる多機能なエディタが世には様々なコードエディタが存在するかと思います。

そんな数あるエディタの中でVisual Studio Codeと呼ばれるエディタは、マイクロソフト社が提供するプログラミングに特化したソースコードエディタであり、デバッグ機能、機能の拡張性などに特化した高品質エディタです。

Visual Studio Codeの大まかな特徴としては、以下の3点が挙げられます。

1.標準機能の充実性
2.多様な言語をサポート
3.機能の追加、拡張が可能

1.標準機能の充実性
Visual Studio Code はシンタックスハイライト(HTML、CSSなどのタグや、変数、型ごとに文字の色が変わる)、インテリセンス( 変数名、関数名などの自動補完機能)、デバック、リファクタリングなどの機能を兼ね備えています。
これにより、インストールしてすぐにコーディング操作が可能であり、後述する日本語化パッケージなどを追加することで、日本語表記にも対応させることができます。

2.多様な言語をサポート
対応している言語は、C/C++やC#、VisualBasicなどMicrosoft社の開発言語はもちろん、JavaやPython、Node.js、SQL、JSONなど数多くの言語をサポートしています。またエディタ上からコマンドプロンプトなどのコンソールを操作する事も可能になっており、Gitとの連携も可能となっています。

3.機能の追加、拡張が可能
Atomなどのエディタと同じようにVS Code Marketplaceと呼ばれるサイト上からパッケージをインストールすることにより機能拡張を行うことができ、Eslintなどのコードチェック機能であったり、日本語化パッケージなども追加適用することが可能となっています

どこからでもアクセスできる、クラウドを利用した開発環境を提供

上記で簡単にではありますがVisual Studio Code の特徴をあげさせていただきましたが、2019年11月に注目すべき機能が発表されました。


なんとVisual Studio Code がオンライン上のブラウザ上で使用できるようになりました。現在(2019年12月時点)Visual Studio Onlineとしてパブリック プレビュー版がリリースされております。

https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/visual-studio-online/

Visual Studio Online では、使用料金は使用している環境の数とそれらの使用期間に基づいて課金される方式を取っています。
これにより、普段開発に使用している端末のスペックを機にすることがなく、ブラウザ上で開発環境を構築して、ブラウザ上でコーディングが行えることが可能となっています。

また上記に挙げたVisual Studio Code の基本機能もすべて使用することができ、ローカル上のVisual Studio Code に対して、オンライン環境で構築した環境へアクセスすることも可能となっております。

次世代のエディタとして

今現在、クラウド型のAmazon Web Services、Google Cloud Platformなど、オンライン上で使用できるサービスが注目を集めています。

そんな中、開発に特化したサービスとして今回ご紹介したVisual Studio Onlineを使うことによって、端末の性能に影響をうけることがなく、どんな場所でもネットさえあれば開発環境へ繋ぐことができ、さらにコードエディタとして拡張性も兼ねそなえる面で今後注目されていくエディターになっていくのではないでしょうか。

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